がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

サンタさんは個人事業主

 

 

メリークリスマス。

世界中のサンタさん、お疲れ様です。

子供達がスヤスヤと眠るまで、さぞかし睡魔との戦いだったことでしょう。

やり切りましたね。今朝の子供たちが喜ぶ顔も今のうちです。

サンタさんも十分クリスマスを堪能してください。

 

我が家にも来てましたね、サンタさん。

うちの息子が保育園の小さい頃なんてね、息子と妻の枕元にプレゼントくれまして。

そりゃあ、二人喜びましてね。

妻も「私にもサンタさん来たあー」と息子とプレゼント見せ合いっこしてね。

テンション爆上がりの息子に「お父さんは?」と聞かれ、

 

「お父さん、夜ずっと起きてたからサンタさん、くれなかったなあ」

と言ったら

 

喜ぶのが申し訳なくなったのか、すっかり意気消沈の息子。

ヘタしたら泣くぐらいの凹み具合。

保育園児に、大人がなんか気を遣わせてしまってる!

 

「そのかわり、サンタからもらったプレゼントで一緒に遊ばせて」

と慌ててフォロー。

 

朝からベッドの上で「うひゃひゃ」と遊んだのも、いい思い出です。

 

それから数年後、息子は小学生に上がり、何世紀にも渡って議論される「サンタ偽造説」がクラスでも話題となり、そこそこの知識を身に付けた様子。

 

また数年後、中学生となり、もはや「サンタ」の話題すら上がらないお年頃。

しかし息子は言うのです。

 

「サンタはいるよねぇ。信じてればプレゼントくれるんだものねぇ。ニヤリ」

 

んーなにか策略めいたものがプンプン臭う言い方です。

大人になったな息子。

 

また数年後、高校生になった息子は言います。

 

「サンタに伝えて欲しいんだけど。iphoneとか、プレステとかで今年はいいよって」

 

「サンタ、なんか電化製品苦手らしいよ」と私も防戦。

 

「じゃあサンタの代わりにヤマダ電機行ってあげるから。お金だけって」と息子。

 

「サンタ、領収書ないと経費で落ちないからダメみたいよ」

サンタを個人事業主にしてしまうバチ当たりな私。

 

 

 

そんな息子も、クリスマスイヴに連絡がありレポートの締め切りが年明けになったから、今日25日に帰省するとのこと。

あらら、こりゃあ妻も喜ぶクリスマスプレゼントだわ。

 

サンタさん、ありがとう。