がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

平穏な日々の大切さと想像を絶する努力

ホルター心電図といわれる24時間心拍を計測する装置をつけるため病院に。

 

サイボーグ手術みたいな感じなのかなとワクワク感。

 

ロボコップ(懐かしい)に憧れていたあの時期を思い出します。

 

ドキドキしながら検査室に入るも、胸にシールを貼って、チロルチョコくらいの機械を胸に貼られて、なんと終了。

 

あっけない!

 

このドキドキ感もう少し味わいたかった!

なんか、もうちょっと演出が欲しい。

 

検査しますといわれて、地下に入って、いっぱいのモニターがある薄暗い部屋で、電極をたくさんつけたドクロの形をイメージした、それはそれはザ・機械みたいな禍々しいものを取り付けるのかと思ったら、いまや医療の技術は進歩しているのでした。

 

電極のところはちょっと痒いなーと思いつつ、

注意書きには痒くなるかもしれないけど、触らないようにと私のようなフライング野郎をピシャリと押さえ込むところは流石です。

 

驚きはお風呂はNGだけど、シャワーOKだということ。

 

すごい。

 

体はゴシゴシ洗えなくても、頭を洗えることは、とてもポイントが高い。

 

 

あとは行動記録カードで何時何分に何をしていたかチェックをつける表を記入していきます。

 

仕事、食事、運動、歩行など細かい項目に分かれてはいますが、家事って項目がないんだなぁと思いました。主婦の方とか、家事やられている方は書きようないなぁと。

家事も大変なのになあ。

 

今日は在宅なので、あまり動かずほぼデスクワークになる予定。

自分的には最近、動悸も落ち着いているので、平穏なデスクワークとうららかな小春日和で、この心電図では異常は発見されないだろうと推測。

 

いざ検査ってなると不思議と症状出ない時あるよねーと思いつつ、今週末と来週頭には、恐ろしい重要会議が目白押しなので、そん時には別の意味で動悸が激しくなるかもしれないですけど。

 

 

そういえば最初心臓の症状が酷かった時、エコー検査をしながら若いドクターが

 

「池江選手、復活しましたよねー。すごいですよね」

 

っていう話題がでました。

 

「そうですよね。想像できないですよ。トレーニングの風景観てましたけど、抗がん剤やったあとに、あんな懸垂なんて絶対に無理」

と言っていたのが、先日なんと入賞までしちゃってオリンピック内定だなんて、もう超人。

 

復活したよねーから、オリンピック内定の期間、私何やってたんだろうと自分の進歩のなさにトホホとなりつつ、池江選手本当によかったなあとしみじみ思うのでありました。

 

まだ若いですしね。

人生楽しんでもらいたいです。

 

 

最近、努力が報われるニュースが多くてとても嬉しい。

 

草彅さんのアカデミー賞受賞や、大谷選手の復活、有吉さんの結婚まで。

 

成功の裏には、幾多の青筋を立てながら歯を食いしばっている場面をくぐり抜けてきたからこそのストーリーがあるのでしょう。

その一方で同じように努力して報われない結果になる人もいるのも事実。

 

とりあえず私は、目指せ、あしたのジョー

真っ白になるまで自分を出し切れれば、あとはもうしょうがない。

いままでを振り返った時に自分に笑えれば、それで満足です。

 

ホルター心電図は24時間過ぎたら取れるそうで、それもあっという間で終わるみたい。

とりあえず、これからお昼食べて、夕方まで仕事して、カレー作って、食べて寝る予定です。

 

さぁ、どうなる?

どうなる?どうなる?