がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

未来の世界とフラペチーノ

今日は心臓の検査日。


肺がんだけでも非日常なのに、心臓もおかしいなんて我ながら悲劇のヒロインばりの展開。

おかしくなった顛末は下の過去記事をご覧ください。

 

kazuthink.hatenablog.com

 


今日はがん手術後に始まった頻脈(心拍数が早くなる)による不整脈についての経過検査。


とりあえず、今でも2週間毎にはなにかしらの頻脈は続き、通常70から100の脈が150くらいになったりする。

 

お医者さまの話では、後日普通に生活しながら24時間のモニタリングする機械をつけて丸1日脈拍をみるという。

 

おおー、なんか話がSFっぽい。

 

 

モニタリングの結果を見て、投薬治療か手術か放置プレイかを決めるらしい。

 

そういえば前回の診察時に、お医者さまに言われた「毎日朝晩、家で血圧を測る」宿題が与えられ、せっせせっせと書いたメモを出そうと・・・だ・・・あれ、あれ

 

 

あれ、忘れた。

 

 

ガビーん、せっかく毎日書いたのにー。

ちゃんと真面目につけてたのにー。

 

「ああ、いいですよ。大丈夫」とドクター。


 

違うんすよ、ちゃんとやってたんですよ。宿題やってなくて忘れたとか言い逃れしてるわけじゃないんですよ。信じてくださいよー。


「ああ、はいはい。大丈夫です」とドクター。

 

違うんすよー!本当なんすよー! 

ああ、もうガックリです。

 

せっかく完璧に終えた夏休みの宿題を忘れた気分。

ドクターの「はい、はい」ってのが、どうせサボってんでしょに聞こえる。

やってたから。ほんとうに信じて、ね、ドクタァ!!

 

今回の血圧メモは頻脈があった日は心臓ドキドキハートマークを記入、アラフィフオヤジが書いたとは思えないラブリーな日常を記録した自信作だったのに。

これで1回はドッカン笑いを取れるとほくそ笑んでいたのに。キーッ!!



ドクターの説明では私の不整脈は「心房粗動」というものらしく。

ドクターは心房粗動を知ってるのがさも常識のように話を進めていく。

 

 

シンボウソドウ・・・?

 

コノ、ビョウキ、ミンナ、知ッテルノ?

 

ワタシダケ?キョウ、ハジメテキイタンダケド。

 


「先生、心房粗動とはこれ、いかに?」

 

?だらけの話にたまらず質問する私。

説明するドクター。さっぱり意味がわからない。

電気経路?右心房?

やべー、生物の勉強真面目にするべきだった。

がんは勉強したけど、心臓まで試験範囲だったなんて。聞いてないよ。

 

とりあえず聞くだけ聞いて後から調べて復習しよう。

この場は、軽くやり過ごそうと説明のたびに気の入ってない相槌をいいまくる。

 

あー、あー、アーハアーン

 

なんかアメリカ人ばりの相槌のようになりながらも説明を聞いて、説明後の待合室でさっそく復習がてらググりまくる。

 

要は心臓のドクンドクンする指令を出すところが、普通なら70〜100の早さのところを250とかで指令を出してしまって、心臓の鼓動コントロールセンターでもあまりの早さにドクンドクンを制御しきれず、頻脈ということになったらしい。

 

ただ私の場合、心電図では一般的な異常の波形ではないので、処置はなかなか一筋縄ではいかないよう。

 

最悪、突然死とか血の巡りが悪くなって血の塊が血流に乗って頭までいって脳卒中ということもありうるとのこと。まあ、最悪ね。

基本は薬かカテーテル手術で完治する病気とのことでした。

 

とりあえず2週間後にモニター装着、その後診断となりました。

 

帰り際、不整脈とは?カテーテル手術とは?のパンフを読んどいてねと渡され、血栓防止の薬を処方をされて本日は終了です。


カテーテル手術をやるとなると今通っている病院とは別にある大学病院での手術だそうで、今の病院と2つの大きな病院を通うのは普通にめんどくさいなと思う今日この頃。

 

 

あ、でも大学病院にドトールあるな。近くにスタバもある。

 

限定フラペチーノまだ食べてないから、大学病院でもまあ、いいっか。