がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

お告げで決めるランチメニュー。

TVの密着番組で厚切りジェイソンが言った。

「自分の生きがいを見つけるのは、自分の責任だ」
「欲しいものは、すでにもっている」
「モノにしばられたくない」

彼から発せられる言葉は私には刺さりまくりで、まさにと思った。

以前スピリチュアル系の動画で、守護霊やご先祖、自分を守ってくれてる方々の魂は言葉が言えないので、TVや本や色々な現実の現象を借りてアドバイスを送っているという話があった。
この話は自分のなかですごく納得したところがあって、好きな逸話のひとつだ。

何気にぱらっと見た本のページに書いてあるフレーズ。

TVから流れる人生の格言やらアドバイス

新聞に挟まっていたチラシのキャッチコピー。

時々、それらの言葉は私の心を鷲掴みにして、そうかそうかと思うのだった。
この言葉を守護霊様がチョイスしているのであれば、なんか、すごいイイ奴だ。めちゃくちゃ仲良くなれそうだ。
守護霊様方すいません、上から目線で。改めて尊敬します。

いまのこの状況だからこそ納得できる言葉もあるので、同じ言葉でも聞くタイミングでかくも違うのかと思うこともしばしばで、がんになって「生きる」ということを考える時間が多くなった。
「生きる」という意味を誰しも考え、誰しも答えを探している。
たまにTVや雑誌で有名人の方が生きている意味を語るコメントを見聞きする。

その度になるほどと思うが、今もってストンと落ちる結論に出会ったことはない。
人生いろいろなんだから、生きる意味も人それぞれなんだろう。

20数年前、ネットでたまたま末期癌の闘病記をみつけた。
壮絶な闘病の末、お子様と奥様を残し残念ながら最後は他界された内容だった。
ずいぶん昔なのに今だに内容も覚えていて、不思議な縁を感じる。
読んでいた時、自分がガンになったらと想像していたのが今、現実となっている。
あれから何十年も経っているのに、生きる意味は今もって悟っていない。

これからどんな人生を歩めばいいのか、アドバイスカモーヌ!とyoutubeを開く。
「おいしい焼きそばの作り方」がトップにあらわれた。

うむ。では今日の昼飯はこれで決まり。