がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

流行りのお年玉

 

 

謹賀新年。

 

明けましたね。よろしくね。

という事で、とうとうなっちゃいました私。

やっちゃいました、私。

 

巷の流行ってやつですか。

いやーとうとう来たねってやつで。

 

コロナですね。

 

ドカーンと来たわけですよ。

 

普段、体が丈夫な妻が珍しく年末に「ゴホン、ゴホン」と咳き込み、

「ちゃんと寝てください」という私のありがたい忠告を「せっかくの休みを無駄にしたくない」と無視し、「ただの風邪だから、大丈夫」と過ごした、ゆく年くる年

 

元日の初日の出をTV番組で観ている頃、妻の体温は37度5分。

平熱が35度の彼女にしてみれば、さすがにグロッキー気味で早めの就寝。

具合悪ぃーといいながら、ふるさと納税でゲットしたいくらとウニを載せた海鮮丼を寝起きで食べるところは、見習うべきところではありますね。

 

2日。目覚めた途端、私の喉に痛みが。

「あれ?」という間もなく、咳が出始める私。

私の常備感冒薬早めの「パブロン」を投入するも、その勢いたるや収まらず。

「あー」という落胆と共に発熱を実感。

その夜に37度9分。

「来ましたね。確定だね」と事態は第2ステージにあがったことを認識しました。

 

3日からの仕事初めは無理だなーと思いつつ、会社の人にうつさなくてよかったなとポジティブシンキングです。復帰後の「ずいぶん長い正月休みだったね。海外行ってた?」という嫌味のひとつは覚悟の上です。

 

一方、妻は一晩寝ただけで熱は平熱に戻り、咳はまだあるにもかかわらずアクティブに動き回る。私を見るたび「うつしてゴメン。絶対死なないで」をマジな顔で繰り返しながら、マスクなしで私の目の前で咳き込む彼女。

 

本当にそう思ってる?

 

 

翌日、発熱外来を夫婦で予約です。

お正月休みの病院も多く、1回目は大きめの病院に電話するも、話し中&電波圏外で繋がらず。別の個人病院に電話、今すぐ来てくださいと言われ受診しました。

 

PCR検査で結構長い棒を鼻に入れられても、全然痛くない。

ワオ!おじちゃんドクター、チョーうまい。

妻がここの病院の鼻から入れる胃カメラは痛くないってお客さんが言ってたと話していたことを思い出します。

流石ですね。ここにもゴッドハンド健在です。

 

検査終了後、薬をもらって終了。結果は当日電話連絡とのこと。

おお!なんと効率的なんでしょう。

家に戻り、頭がボーッとするので寝て起きたら、1時間前に着信3件。

いづれも病院からでした。

留守電に「電話くださーい」との伝言が。やべーと思いつつ電話します。

 

 

「もしもし、何回か電話をいただいて、すいません。寝ちゃってて」

 

「そーですよねー!結果は2人そろって陽性でしたー!!!」

 

 

明るい声で変に気分が落ち込まない。

ということでコロナ隔離決定しました。

 

普段、熱が38度まであがる私としては、発熱が37.5度くらいが微妙に続くコロナは勝手がちがう感じです。

 

喉の痛みがありましたが、もらった薬のせいか、痛みはすぐに治りました。

でも咳と微熱は続いております。

雪もすごいので、フラフラになりながらも雪かきして引きこもり生活を楽しみます。

 

というわけで、皆様もお気をつけて。

今年もよろしくお願いします。