がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

耳をすまして細胞の声を聞く

同僚が「ここ数日、胸が苦しいです」と訴えて、診察を受けたら心不全と診断。

「今日診てよかったねー。これがご老人とかだと危なかった」とドクター。

何はともあれ、大事なくてよかった。

 

これでも、私も心不全と診断された男。

 

お互いに処方されたニトログレセリンの携帯スプレーを見せ合いっこし、めっきり話題は病気の話で盛り上がり、もはや町病院の待合室ばりにお互いの体不調自慢大会となります。

 

もうそんなお年頃なのね。私たち。

 

がん、脳卒中、虚血性心疾患(心不全心筋梗塞)が三大死因らしいけど、すべてコンプリートしてる私は、誰でも話を合わせられる町医者待合室の明石家さんま

 

これで老若男女、飲み会でもビジネスの場でも、話題には事欠きませんなってことで、何事も経験と健康は大事だよねーとウンウン、頷きながら話は日頃の健康法へ。

 

同僚は海藻類の食事療法からプールウォーキングの運動法まで幅広くやってるご様子。

 

 

対する私は最近、1日1食になっています。

 

やるぞー!とか意気揚々と始めたものではないのですが、なんとなく食欲ないからいっかあという日が続き、気がついたら1日1食に。

 

朝はヤクルト1本、日中はマイボトルでコーヒーを飲み、同じ事務所の女の子から、お裾分けのお菓子を少しいただきながら空腹による腹痛を回避、夕食では普通に食べる生活の繰り返し。

 

食べること大好きだった自分。どうしたんだ、He,Heyベイベー。

 

でも体重は変わらずベストウエイトを維持。

 

お通じも毎日最低1回はあり、腹が鳴るということもない。

 

こんなに食べてないのに体重減らないなんて、どれほど動いてないんだ自分。

 

1日三食の必要性は朝食用のトースターを売り出すためのエジソンのこじつけ理論なんて都市伝説(?)もありますが、体の中身の変化はどうなんでしょうね?

 

お昼は一緒にということも多いので、ランチミーティングがあれば、普通にお昼を食べます。その代わり夕食はかなり量が少なくなります、というかお腹空かないです。

 

ただ1食にしてるのは妻にいうと心配させちゃうので、内緒にしてます。なので、昼食べても妻と取る夕食は量は少なめにですがちゃんと食べます。

 

強迫観念にかられて実施してないので、特に不自由も感じません。

ルーチン的に組み込まれているだけのリズムであれば、食べなくてもいいかなーという気持ちで過ごしています。

 

20数年前に禁煙をした時と同じ感覚。

 

ダメだったら、元に戻せばいいし。という極めて自分に甘いルール。

 

体調も変わらないし、逆に目力が戻り活気があるような気が。気のせいでしょうか。

 

 

ただ、これを続けようとも思わないのでお腹が空いたら食べる予定です。

 

 

栄養つける時はつけ、食べたい時に食べ、自分の体の声は自分が一番良く聞こえてる、筈?

 

 

全細胞に告ぐ。栄養欲しい時は、ちゃんと挙手してくださいねー?