春ですね。
春休みです。
ということで県外の大学に通っている息子が帰ってきました。
理学療法士を目指す息子は3月初めから福島の総合病院で2週間の研修を終え、やっとの春休みとなりました。
ただ4月の新学期に向けて、3月末には戻らなくてはいけないということで、10日間程度の短い滞在です。
そんな10日間でも、妻のやる気はハンパないようで。
もう冷蔵庫が食べ物でいっぱいです。
肉からフルーツからスイーツまで。
冷凍庫には息子と一緒に食べるからと、ふるさと納税でゲットした高級ステーキ肉、カニ、牛タンなど豪華なラインナップが目白押し。
侍ジャパンに勝るとも劣らない我が家史上最強の食材が冷蔵庫に集結しました。
ついに開幕。
WBC(わが家の ばんメシ チャレンジ)。
それではこれまでの我が家の夕食を振り返ってみましょう。
1日目。
息子が帰ってくる日。
今日のメニューはすき焼きです。
うわぁ、いつ以来だろう。すきやきなんて。
サシがたっぷり入った国産牛は目の保養だけにしておいて、実際にお口に入れるのはアンガス牛やら国産牛の切り落とし肉でなんとか贅沢気分を味わう堅実な登板でスタート。
白菜とたまねぎが安くなってて良かった。
メインを支える周りのチームメイトがすき焼きには必要不可欠です。
旬の時期はちょっと過ぎましたが、すき焼きには欠かせない春菊もお安くゲットできて、私的には大満足の一品に仕上がりました。
大きさ不揃いの1パック170円の生卵をときながら、久しぶりの家族団欒なのに黙々とすき焼きを食べ続ける我が家の食卓。
食にかける情熱は失われていない。
息子だろーが、久しぶりだろーが、肉の前では誰もが平等。
最高です!!
2日目。
ハヤシライスと息子だけプラス、ステーキ250g。
ステーキとなるといつも焼く役目は、なぜか私。
「焼き方がうまいねー」「火加減が絶妙だよねー」と妻と息子がそろってホントなんだか、ただ単に焼くのががめんどくさいだけなのか疑心暗鬼になりつつも、私も内心まんざらでもなくフライパンで弱火にじっくり肉を焼きます。
それにしてもハヤシにステーキとはこれまたメジャー級のダイナミックさ。
豪快なメニューでステーキ残りひと切れを食い切れなかった息子と、おこぼれのステーキ肉ひと切れを噛み締めて食べる私。
3日目。
くら寿司からチョイスしたメニューで寿司をテイクアウト。
「寿司、寿司」といいながら私以外はあまり魚を食べないため、いくらなどの魚卵とサラダ軍艦やえびアボカドなど海外の寿司屋のようなメニューが並びちょっと心が痛い。
さすがに魚もなければと思って真いわし1人前2貫115円をオーダーしたものの、青魚は不人気で人数分を私ひとりが食べたおかげで、お腹いっぱい。
息子と妻は、特大ホタテ1人前1貫345円を食べてお腹いっぱい。
4日目。
息子リクエストのマカロニグラタン。
いつもマカロニグラタンは私が作っていましたが、今回は妻が登板。
密かに私のヤツとの違いを分析する、したたかな私。
ルーを使わない私とルーを使った今回のグラタンと味の違いがわからなく凹む私。
次に作るときは平野レミさんが言っていた白ワインを投入することを検討する私。
5日目。
ラーメンと餃子。
まさかの晩めしにラーメン登板。
数十年ぶりの夕食ラーメンに驚きを隠せない。見事な変化球。
理由は妻が自分で食べたかったから。
ラーメンも醤油ラーメンにネギ、チャーシュー、煮卵に海苔とまさに王道な投球。
インスタントじゃない生麺から作るラーメンは、ホント久しぶり。
息子よ、ありがとう。君のおかげで出会えたよ。
以上がこれまでのメニュー結果です。
残り5日ということで、いよいよ折り返しになりました。
まだまだメジャー級の選手が冷凍庫で出番待ちです。
さきほどの情報によるとカニが冷凍庫から冷蔵庫に移ったという情報が入りました。
近々食卓に登板しそうです。
息子が帰る頃には痛風になるんじゃないか?というメニュー構成ですが、我が家のWBCはもう少し続きそうです。
ちなみに明日、息子は友達と夕食を共にするそうで、夕食不在の連絡がありました。
妻からは「明日の夕食は家にあるもので。納豆でいい?」と予告先発宣言をいただきました。
明日、私の誕生日であることは二人が知ってるかどうか、怖くてまだ聞けません。