がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

早く病院行けってよ。

ぬるっとした感触が口の中に。

 

ぬぬ!?

 

洗面所に向かいペッとしたら、あれ?赤い。

 

また、ぬるっ。

 

ぺっ。あれ?血?

 

ぬぬぬ!?

 

鼻血が出てきたのか?はたまた歯槽膿漏か?

今日はトマトジュースも飲んでないし、イチゴも食べた記憶もないのに。

 

ぬるっ。ぺっ!ぬるっ。ぺっ!

を繰り返し、ようやく落ち着くと、何やら口の中の上顎がなんかヒダがめくれたみたいな、ちょっと火傷しちゃったかなみたいな違和感。

 

んーなんとか、なるかなあと思いつつ、2週間経ちました。

 

 

ある朝。土偶みたいな目をしながら、鏡を前に歯を磨き、何気に口の中をみてみると。

 

 

ぬおっ?なんか、いる。

 

 

口の中の上顎に白い塊。えのき茸の頭みたいな。もののけ姫のコダマの頭みたいのが4つ、ひよっこりはんしてる。

 

 

あれー?あれー?

となりのトトロのサツキばりに、、口の中を色々探し始めます。

 

 

んー。なんか出来てますね、私。これ、なんなんだろう。

ちょっとビジュアル気持ち悪い。肺から、ここに飛び火したのかなあと思いつつネット検索。

 

優しめのサイトから、バリバリの研究レポートまで色々とヒット。

結論は「色々気になるんだったら、口腔外科か歯医者へ」ということ。

「肺がんから口腔内への飛び火は確率は低いけどゼロではない」ということ。

 

歯医者で診てもらっても、結局詳しいことは口腔外科へと言われそうだったので、近くの耳鼻咽喉科に行くことにしました。

 

診察前の問診がLINEで回答というイマドキの病院で、

「肺がん手術しました。口の中に白いものできました。やべーですか?」的なコメントを入力、ドクターに診てもらいました。

 

 

「そーですねー、気になりますよねー、どれどれー、んー悪いものじゃないですよ」

 

「なんなんですかね?」

 

「口の中って、色んな感染ありますからねー。お薬出しときます。お大事にー」

 

おお。なんか拍子抜け。

勢いで「ありがとうございましたー」と席立ったけど、結局なんだったんだろう。

 

というわけで薬を塗って2週間。

うちのコダマたち、全然ビクともしてません。ピンピンしてる。

 

どうしよう、エリンギとか育ってきたら。

どうしよう、コダマたちに手足が生えてきたら。

 

でも痛くもないしなあと思ってたら、違うところにも発見。

なんかビジュアルがホラーだなぁ。

いやだなぁ、なんかタタリガミとかになっちゃったら。

ということで今日も薬を塗り塗り。

 

結膜炎といい、結膜浮腫といい、なんか感染症にかかりやすくなってる気がします。

がん治療の要因もあるのかなあ。

そーいえば先日コロナワクチン接種1回目(モデルナ)を無事終了。

熱もなく、腕の痛みだけでセーフでした。

サバイバーの方々、感染症にはご注意くださいませね。