がんになって日日是好日となるか

肺がんステージ3を宣告され、治療を続けるアラフィフの日常

この声が聞こえるかい?

太ってしまいました。+1kgですけど。

 

最近、すっかり味覚の秋になったのを機に、私の全細胞がシュプレヒコールをあげまして。

 

「俺たちゃ、頑張ってんだぞー!」と。

「報酬よこせー!」と。

「長い冬越せねーぞ。蓄え大事だぞー!」と。

 

私も私で、もう瞬殺で「そーだよねー」と即答し、パクパク食べちゃう訳です。

 

お昼を食べ、職場のお嬢様方が持ってくるお菓子をいただき、営業マンが買ってきてくれた美味しいと評判のケーキの差し入れをいただき、私の畑で採れたのーと農家出身の社員が持ってきてくれたスイカととうもろこしをいただき、採れたて野菜とお昼の弁当余ったからーと私にお土産を持たせ、明日はもらった桃をみんなで食べよーねーとお嬢様方が事務所の冷蔵庫をパンパンにしている状況は、なにか都市伝説ばりに闇の結社が結託し、私を太らせようプロジェクトが始まってるにしか思えない訳です。

 

マイルールで9時以降の飲食禁止していたのも最近、アディショナルタイムが出来まして。

9時過ぎると、私の脳内実況アナウンサーが叫ぶ訳です。

 

「さあ、そろそろ後半終了時間ですが、今日は洗い物が多かったのでアディショナルタイムが長そうです。ああっと30分です。30分なら十分、ゴール狙えます。お菓子ちょっとならいけそうです。バームクーヘンはアウトですが、プリン1個なら狙えそうです」

 

プリンなら、流動食だからカロリー少なそう。

プリンなら、バターとかチーズとか使ってないし。

プリンなら、小さいスプーンでそんな量食べれないし。

 

いただきます。

ごちそうさまでした。

 

ちがーう!!

食べるなー!!オウンゴールだから!全部、自分に返ってくるから!

と思っても後の祭り。

あーあ、また食べちゃった。恐るべし秘密結社。策略通りの展開です。

あがらうことのできない大きな力を感じる日々なのです。

 

最近は私が帰る時間と妻が帰る時間がほぼ同じになり、夕食の支度は妻がしてくれることが多くなり、おかずもバリエーション豊かに。

 

んー、ますます食べてしまう。

 

妻が私の手料理を食べた時、必ず「美味しかった」と言っていたのを思い出し、私も妻の料理を食べた後は「美味しかった」というようになりました。

それまで聞かれたら言うくらいで、あんまり言ってなかったのです。

恥ずかしながら。

でも言われて嬉しいことは言わなくては、です。

 

妻は私の料理に味が塩っぱいとか硬いとか平気でクレームもガンガン言ってきますけど。