抗がん剤治療中、なんとなく治療のペースがわかってくる。
1日目 入院、抗がん剤投与、まだ大丈夫
2日目 なんとなく気持ち悪い、徐々に雲行き怪しい、飯の匂い警報発令
3日目 大荒れ。もう食べれません。ゼリー以外通行禁止。時にはゼリーすら門前払い。
4日目 大荒れの天気続く。おしっこもクサい。トイレで自分の尿の匂いでノックアウト。
5日目 小雨時々曇り。ちょっとは食わねばと二口、三口。
6日目 曇り時々晴れ。食べたいものが出てくる、ちょっとは食える。
7日目以降は晴れの時間が長くなるでしょう。
10日目くらいになれば、調子もよくなり食欲も回復。
その後1週間くらい、無理しない生活と少しづつ量を増やしていって体力回復。
回復して3、4日食べたいモノ、美味しいモノを十分食べて、はい1日目に戻るっていう感じでした。
好みはそれぞれでしょうが、私は果物とゼリーが食べれました。
ただ量は格段に食べれなくなり、食欲も最後の3、4日以外はほぼ皆無。
食べるなと言われれば、食べなくても全然平気な感じでした。
もはや気分は修行僧、断食で悟りを目指せそうです。
最初ブログなどで先輩方々の抗がん剤治療風景を読み、治療しながら仕事を続けている方々もいたので私も投与2回目からは出社しながらと思ってたのですが、さすがに体力がもたないなと感じお休みを継続することにしました。
「気合が足りねぇ」とか「いいねぇ、仕事を休める人は」とか、そんなご意見があっても「だって無理だもん」と開き直る態度を示すということが、第102654回ネガティブ思考脳内会議で決定いたしました。
やっぱり食事は大事です。
元気、調子の良さは食事の楽しみや量に比例してきました。
調子良くなると自炊してガンガン自分で食べたいモノを作っていきます。
普段作れないモノとか手の込んだモノも、食べたい衝動の前では楽しい作業です。
そして食べたものは自分の体に還元されます。
鏡の前の自分、それは自分が食べた食事の結果なのです。
…これをキャッチーにダイエット本書けませんかね?
yotubeで栗原一平さんの「ごちそうさまチャンネル」、コウケンテツさんの公式チャンネルは全話視聴、NHKの「プロフェッショナル」おうちごはん編もチェック済み、TV東京「男子ごはん」、もうあらゆる料理番組を見て、作る、食べるを繰り返しました。
結構、気分転換にもなりますし、料理いいですよ。
普段やらない方とかも、簡単なモノから是非チャレンジしてみたはどうでしょうか。
味とか自分好みにできますしね。
うまくできたら家族に振る舞ったり、失敗しても自分で食べるんだから、問題なしです。
私は食べることが好きなので、そこらへんもあるんですかね。
でも太り過ぎには注意とお医者さまからは言われています。
手術前は73kg、治療中は68kgまでになりました。今は72kgくらいかな。
これぐらいをキープできればと思ってます。